20240317 新感覚派(文アル)
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元ネタ
RIICHI
『神馬』、『犯罪』、『鵜飼』、『蛾はどこにでもゐる』
机に甘味を配置
『母の茶』より
私は母からお茶を習つたのは六つか七つの時で、私が男の子であるからいつも床前へ坐らせられては茶よりもお菓子を絶えず見詰め、今か今かとそれを食べる刻限ばかりねらつてゐたので、足のしびれも忘れ苦いお茶を飲まされた記憶が蘇り、
『十八年十二月二十一日、北澤より鎌倉の川端康成氏宛書簡』より
二十六日の會も菓子と聞いてそれは出なくてはなるまい、茶なんかどうだつてといつたあんばいです。
これは戦時中だからっていうのもあるけれど、そもそも元から食いしんぼうさんみたいだkasaya.icon
書き直しや修正の跡が多い原稿用紙
試し読み内に自筆原稿写真が複数あり
YASUNARI
『みづうみ』、『たんぽぽ』
あえて似てない、そういうのあったかもくらいの感じに描写kasaya.icon
他にも色々置いてみたかったけど怖いので手元によく置いてたらしきものに絞ったkasaya.icon
目の下に隈
戦中の日記のなかに、「また手紙で夜が明ける」という一節があります。作品を書く時間も惜しまず、夜を徹して手紙を書いていた川端の姿がうかがえます。
体調表現というよりは、手紙を書いててつい徹夜になっちゃった感じを出したかったkasaya.icon
あと、元ネタなどはない個人的な嗜好で入れたものですが、横光氏のお誕生日に合わせて絵を描いていたため、ふたりの机にある湯呑みには茶柱を立てておきましたkasaya.icon
X(Twitter)とFediverseには、トーンを貼る前の画像を投稿してしまったので、このページには最終版の画像を収録した - 2024-03-17T20:27:29+9:00
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